小学校入学して早いもので2年。
入学準備には色々と準備が必要ですが、振り返ってみて、我が家で用意して一番役立ったもの、それは、
子供用GPSです
近所に同学年の友達がおらず、子供が早生まれだったこともあり、当時登下校が本当に心配でした。
それでなくても、物騒なニュースも多いので、入学前から持たせようと思っていた子供用GPS。うちではドリームエリア株式会社から発売されている、『みもりGPS』(第一世代)を購入しました。
こんな方におすすめ
- 入学を機に子供にGPSを持たせたいと思っている方
- みもりGPS の購入を考えていて口コミブログを探している方
- 子供用GPSを使ってみた感想が知りたい方
- 子供用GPSの基本機能が知りたい方
子供用GPSの主な機能
子供の行き先を追跡
うちの子が一年生になった時、朝は近所の上級生が一緒に登校してくれていましたが、下校は時間が別々、入学当初、なかなか帰ってこない・・・
初めての自由満喫中\(^o^)/
という時がよくありました。
子供用GPSのほとんどはスマホアプリで情報を閲覧するようになっています。スマホで子供がどこにいるか、スマホアプリを開けばいつでも位置確認が可能です。
子供用GPSの位置の追跡、実はリアルタイムで居場所が追跡できるわけではありません。子供用GPSは常に通信を行なっておらず、計測間隔毎に、GPSが計測した位置情報がスマホアプリに更新されることで子供の居場所を把握できます。
みもりGPSであれば、エコモード設定時は3~5分更新間、隔優先モード設定時は1.5~2分、子供の登校時間帯(7:30~8:30)は自動的に1分〜1.5分、に一回計測した位置情報を自動でスマホのアプリに更新するという追跡方法なので、地図上では点と点を結んだように表示されます。
通知ボタン
各社、SOSボタン等、名称に違いはありますが、子供がGPS本体についたボタンを押すと親のスマホに通知が届く機能です。
約束事を決めて、合図として使うことが可能。
入学当初の頃は、帰り道で不安に思うことがあったら押すように言っていました。が、その後あまりにも乱用されて本当に緊急な時とそうでない時が分からなくなってしまったので、「本当に困った時に押してね!」という約束にしました。
2年生に進級する頃には登下校時にはボタンを押さなくなっていましたが、お友達との約束や習い事で送迎が必要な時に、約束の時間より早く迎えに来てほしかったら押す、というような合図として使用するのに便利でした。
通知エリアの設定
出発・到着通知とも言われます。
子供がよくいく場所、毎日通う学校や、塾など、地図上で設定したエリアに子供が出入りした時に通知がくる機能です。
うちでは学校エリアを設定しているので、朝学校エリアに入った時、下校時学校エリアから出た時にスマホに通知がきます。
設定可能な場所は数カ所〜無制限と各社によって異なります。みもりは100箇所まで指定できます。
充電通知
GPSのバッテリーが少なくなるとスマホへ通知がきます。
移動履歴
子供の行動履歴を過去に遡って確認することができます。
使っていて、それほど前に遡って確認するということはありませんが、各社製品、1週間〜1ヶ月の間の行動履歴を確認することが可能です。
子供用をみまもる『みもりGPS 』
みもりGPSの料金
みもりに限らず、子供用GPSの多くの料金形態は
本体代金+月額料金になります。
みもりに限らずほとんどの子供用GPSはSIMが内蔵されているため、一度解約すると再契約ができず、本体を再購入する必要があるので注意が必要です。
みもりの本体価格 7,800円 (税込8,580円)
月額料金680円 (税込748円)
現在公式ページでは4/10までキャンペーン価格で5,800円 (税込6,380円)で販売しています。また4/10(予定数終了)専用けーすがもらえるクーポンコードが発行されています。
Amazonでも販売されています
家電量販店でセール価格で販売されていることもあるので、購入をお考えの際にはチェックしてみて下さい。
みもりGPSの精度
表示される現在地には数mから数10m程度の誤差が発生する場合があります。また周辺環境によっては一時的に数10m~数100mの大きな誤差が発生することがあります。
うちで使っている限り、誤差で子供の居場所が分からなかったということはありません。
が、そもそも自宅の位置にずれが生じています。一日家にいた時の計測を見ると、日によっても計測精度にばらつきがでるのが分かります。
GPSでの計測は、そもそも様々な障害により誤差が生じるものなので、外出せず家にいるときでも、突然違う場所を示す誤差が生じることがあります。自宅の位置がずれているのも大きな木が隣接しているのでGPSの計測に干渉しているためだと思っています。
GPS計測の会社で働いていたことがありますが、木々に葉が茂、夏の季節になるとGPS電波を阻害して精度が悪くなる。なんてこともありました。
多少の誤差が生じても連続的に計測点を見るとどの辺りにいるか、どこに居るか、どの道を通ってきたかが確認できなかったことは2年使ってきてありません。
第二世代の精度
第二世代を利用していないので実際の使用した感想ではありませんが、第一世代での測位方法ではGPS(アメリカの衛星測位システム)、GLONASS(ロシアの衛星測位システム)衛星を利用していたのに対し、第二世代ではGPS 、GLONASS、に加え、みちびき(日本の衛星測位システム)、BeiDou(中国の衛星測位システム)、Galileo(欧州の衛星測位システム)の衛星の他にアシストGPSが利用されいるので、(他にwifiアクセスポイント等も利用されています。)観測のために利用する衛星が増えたことで精度も第一世代より良くなったと推測します。
みもりGPSの口コミ
*第一世代の口コミとなります
良い口コミ
-
とにかく居場所がわかるので安心
-
音声通知、通知ボタン等の機能が充実もしもの時に安心
-
電池のもちもいい
良い口コミには、持たせていて安心できるという口コミが多数見られました。他にも携帯の持続料金より安く、サポート対応が良いという意見が。不安定な位置情報が続くので、サポートに問い合わせたとこと、迅速に原因を追求、解決してくれたとの口コミも数件あったので、もし、長期的に位置情報が不安定の状態が続くのであればサポートに問い合わせてみると良いかもしれませんね。
悪い口コミ
- 車のカーナビ機能のようにリアルタイムでは動かない
- 1〜2分おきに更新される
- メッセージがリアルタイムで届かない
- 説明書が不十分で分かりにくいで
悪い口コミでは主にリアルタイムでの更新ではない事が挙げられています。googleマップの様にリアルタイムで追跡できるものと思って導入すると、納得のいかない精度に感じてしまうかもしれません。メッセージがリアルタイムで届ければいいなと思ったことは多々ありますが、みもりGPSの性能上、更新間隔でしか送信されないので、メッセージのやり取りを主体にお考えの方は子供用GPSではないキッズ携帯等の利用がおすすめです。
購入当初、説明書が簡潔だなという印象がありましたが、現在では公式サイトで閲覧可能です。
多くは現在地と計測値の誤差は多少ありながらも、概ね何処に居るかは分かり役に立つという口コミが多かったです。
みもりGPSを選んだ理由
- 計測精度
- 通知ボタン搭載
- 音声を発信し注意を促せる
実際にうちで購入したみもりGPSは現在発売されている先代機の第一世代です(第一世代は現在も販売されていますが、3G回線を使った通信方法のため2026年にサービス終了予定です)。2018年の購入時は子供用GPSの種類が今ほどなく、位置測定精度もイマイチだという口コミが多い中、みもりGPSの精度についての口コミは良いものが多く見られました。
2022年GPSを見比べると各社色々と発売されていますが、当時通知ボタンが付いているのは、私が検索した限り当時みもりGPSだけでした。計測精度が良いのは言わずもがなですが、通知ボタンで子供から親にサインを送れ、また、親側からも音声で通知を送ることができるという、双方向で何らかの通信手段を持つ機能は、みもりGPSを選んだ大きなポイントでした。
みもりGPSの他社GPSにはない機能
音声メッセージ機能
音声で子供を見守ることができるのが、みもり最大の特徴です。親が送りたい定型分を選ぶと、GPSが音声で通知してくれます。
一番使ったメッセージは「帰宅時間です。お家へ帰りましょう。」
通知だけではなく危険エリアや活動範囲を設定することで、危険な場所に入ったことを知らせ、戻りましょう!と注意喚起してくれるメッセージや、活動範囲から出たことを知らせるメッセージを送ることができ、子供に注意を促してくれます。
また設定した活動範囲を出た場合には親のスマホにも通知がくるので、うちでは、子供同士で遊びにいく公園を活動範囲に設定しています。
音声機能は学校など、音が出ては困る場所を設定することですべての音声を停止することができる「学校モード」を設定できるので、学校で音がでるという心配はありません。
第二世代での音声メッセージ機能の特徴
第一世代では定型分を選ぶことしかできませんでしたが、第二世代では新たに、親の音声メッセージをボイスメッセージとして送れる機能と、文字を音声に変換して通知する機能が追加され3つの方法から音声を通知できるようになりました。
また第一世代では通信のタイミングで音声を届けるだけでしたが、第二世代ではGPS側でメッセージを預かることが可能になり、GPSがメッセージを受け取ると設定によってはLEDランプの点灯や音声でメッセージを預かっていることを子供に通知します。
さらに子供がGPSのボタンを押すことで既読機能の様に、メッセージを読んだことを知らせる機能も搭載。
うちで購入した翌年に第二世代が発売されたんですが…😭さらに便利に改良されています!
乗物移動通知
アプリで検知する速度と精度を設定すると子供が乗り物に乗ったことを通知してくれます。バスや電車で通学している場合には子供の居場所の確認になりますし、普段乗るはずのない乗り物に乗っているという不測の事態を早期に知ることができるのではないかと思います。
不審者情報と連動している
全国の不審者情報を集約して管理する「日本不審者情報センター」と連携し子供を守る手助けをしています。
不審者目撃場所に立ち入るとGPSが危険を検知しブザーで子供に直接警告し、同時にご家族のスマホへ知らせてくれます。
他にも、ユーザーが投稿した危険データベース、日本最大級の学校連絡網サービスである「マチコミ」を導入している学校・施設に通学されている方は、「マチコミ」から独自に配信される不審者情報とも連携し見守りが可能です。
子供用GPSをいつまで持たせるか
1年の入学当時は、学校エリアを出ましたと通知が来ると、みもりのアプリを開いて無事帰ってくるのか、計測間隔も長く感じるほど画面を見つめていましたが、だんだんと登下校の心配もそれほどなくなり、2年生の2学期にもなると、毎日子供の下校時に子供がどこにいるか場所をチェックするということもなくなりました。
それでも、今日帰ってくるの遅い。と感じる時には位置をチェックすることができ安心。時間割の変更で早く帰ってくるのを忘れていて、通知で思い出すこともあったりします。
何より、子供だけで遊びに出かける機会も増えてきたので、今後は登下校より放課後の見守りに活躍しそうです。キッズ携帯等、他の見守り手段、通信手段も検討しましたが、3年生は今の所現状維持としたいと思っています。
リアルタイムではない、多少の誤差が生じるという点はありますが、携帯と違って学校への持ち込みの制限を受けにくく、子供もお友達に見せびらかしたりするようなものでもないので、ただ持たせるという点でおいては子供に持たせやすい子供用GPS。中でもみもりGPSは痒いところに手が届くような多彩な機能を備えた見守り用GPSです。